Tete*Gift〜お母さんと子ども達の過ごしやすい未来を見つけるためのカフェ&サロン♡〜

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《感想文》ダメ親と呼ばれても学年ビリの3人の子を信じてどん底家族を再生させた母の話を読んでー

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まずはこの本、パパッと読むなら、
《p.285〜の「絶対、叱らない」ことの大きな効能》

ここから最後の坪田氏の解説までの、およそ55ページを読むことをオススメする。

ただし、ある程度の客観性を持ち 読める方でないと、全文を読もうとも、本書への理解は難しいと感じる。

レビュー等では賛否両論らしいが、
否の方は“自分の信じてた「愛」や「正しさ」や「生き方」を否定された” 気持ちになったのではないか?と感じる。

かくゆう私も、、2〜3年前に読んだとしたら、
「こんな母親に育てられて、さやかちゃん達が羨ましすぎる…!」と、さらに実親を恨んだり蔑んだりしたに違いないし、、最後まで読めなかったかも知れないと思っている。

それくらい、、影響力のある、真理の本だとして覚悟を決めて読んで頂きたい。

また、賛側の方は、
プロローグを読んだ時点で本書が期待出来る本だと直感出来るかと思う。
是非、試してみてほしい。



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「愛情の押し売り」。。中学くらいから、何となく私が感じていた、親への違和感はそこだった。




私は、「選んでここに生まれたかったワケじゃない…!」と、他人の家庭や母親の在り方を見て、母やうちの家族の在り方を大変憎んでいたこともあった。





うちの母は、小さい頃から私に食事やらのお手伝いをさせ、、私も人の役に立つのが好きだったので、割と喜んでもやっていた。




だけど、蓋を開けてみれば、
お手伝い中、父親や親戚のグチやらを聞かされていたのである。


でも、私はどちらかというと昔から中立で、、

お父さんにも、、グチを言っている張本人のお母さんにも、その場で「自分はどうなの?」と意見をしたり、たしなめていたくらいの子だった。




母親は、“聞いて貰ってる感”がほしい人なので、姉や妹相手だと、ただ聞いてくれてる(半分、スルー?)な感じがするのか、私以外だと鬱憤(うっぷん)晴らしにはならないようだった。




だけど、時として母は私に、
「あんたはお父さんに似て◯◯だ」という。
日頃の恩を仇で返されたような気分だった。
*親へそう思っていること自体、生意気なのかも知れないけれど。




本書を読み、
「子どもの全てを信じ、見守る」をやり続けて来た、あぁちゃん(ビリギャルさやかちゃんの母親)がかつて、私の求めてきた母親像だと思った。



それと同時に 今は、自分の母親に対しては、
彼女の中の精一杯の努力をして、子どもに愛情を与えようとしていたこと」は感じつつも、
私の求めていたレベルがあまりにも高すぎて、、
また 私自身が保育士や職場の教育係で人を育てる中で、自分が母親に求め続けてきたそれ(高いレベルでの愛情)を他人に対して、案外すんなり出来てしまう人であったことを目(ま)の当たりにしてしまったからこそ、

求めていたそれを母親にやって貰えなかったことに、当時はとても傷ついていたし、母親にも直接や心の中で辛く当たっていたなぁ。。ということに、今回 改めて気づいたのだった。

*高いレベルでの愛情・・・ここでは、あぁちゃん(母親)のやっていた、「信じ・見守ること」に当たる。実際、私は本人の能力レベルや得意を見極め、本人のペースで出来ることを着実に定着・土台づくりをさせながら、定着して来たタイミングで、今より少しレベルの高いところに頃合い良くステップアップさせる教育が、元々好きなのである。ただ、その客観視点を常に我が子に持ち・行動し続けることは、ほとんどの人間にとっては実際に 大変難しいと思う。



しかも、中学くらいからもう、気づいていたのだ。





ただし、うちの親たちは、自分たちの最終学歴が高卒なのもあって、勉強を強要することはあまりなかった。
(宿題やらなかったら怒るけど)





ただ、姉妹の中で唯一、勉強が好きな方だった私の、「勉強したい」主張も割と通らなかったように思う。





つまりは、自分たち(両親)が体験してきた「嫌いな、勉強の強要」はしないものの、勉強好き(主に雑学だけどw)の学びたい気持ちも理解はし難かったのだ。




これは、私にとっては大変困ったことだった。





教育に対して、スパルタも良いとは思わなかったが、子どもの学習に関してのお金や情報収集(や、それをする時間)を惜しまない他の親が、私にとっては とても羨ましかった。
(けれど、本当はお金云々ではなく、学びたい気持ちを汲んでくれるだけで実際は良かった)




本書のあぁちゃん(母親)が越えて来たものは、当初、本当に途方も無いことだったと思う。



何年かけて、これをやって来たのだろう……私には出来るだろか。。?と思ったくらい。





でも、「守るべきもの」が出来ると、違うのかもしれないな、、とも本気で感じた。






うちの両親のいさかいも、、
私自身、姉と「さっさと離婚すればいーのに」と言っていたくらいの時もあった。





でも、私が家を離れてからかな。。?

以前より少し、、仲良くなった気がしたの。





多分、私があの家の心の支柱だったから。




そして、その分 家を離れて自由にさせて貰っているのだ、と今は思う。






私の心が軽くなったら、少しだけ、家のギスギス感が緩和され、両親夫婦の私への対応が少し優しくなった。





多分、、私が彼らにとって、“外の人” になったのだろう。






本書のパパちゃんのように、、

うちの両親もまた、外の人は大事にする人だったのを、離れてみて体験として知った。





でも、彼ら(両親)も私自身やパパちゃんと同じように、自分を大事にするのは苦手だから、
内側に入ると、子どもも含めて自分自身も、自分にとっての自責や他責の標的となる……。





そう。いつも、自分をそう扱っているように。






大切にしたかった家族は、


大切にしたかった自分と同じように、


自分の傷を見ないようにするかのように、傷つけてしまう。。







でもね、、それを助けるチカラは、やはり女性なのだと私は思うんだ。






社会的には時間でしかお金を稼ぐ能力がなくても、、






女性が家族を信じて、心から笑えているだけで、父親も子どもも幸せになれる、、と、この本を通じて改めて示して貰えたのだ。



そうなれば、お金も少なくとも必要な分は手元に来るはず。






だから、私も次のステージにいく。






①自分の体験や、それ以外のことも伝えながら、、1人でも多くの女性を救って、ひいては家族を救っていくことをしたい。





②私自身も、あぁちゃんのような母親や妻として、女として、、色んな愛を経験し、それもまた伝えていくことをしたい。





③かならず、先入観を入れすぎず、時として試行錯誤を忘れないことをしたい。





。。そんな気持ちになれました。





また、自分のステージが変わって行っても、読むたびに必要なことを教えてくれるような、一生の教科書となる本に出会えた気がするな、、という気持ちにもなりました。





最後の、坪田さんの解説も、理論は難しかったですが、とても素晴らしかったです。





なんとなく、
いつの日か、坪田さんと対談をしてみたいなと思いました。




本書に出会えたことに、感謝いたします…♡

ありがとう。





Tete*Gift〜てて ぎふと〜 
代表  田邊貴子